京都の乳腺外科、乳がん・乳腺専門クリニックの足立乳腺クリニック

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乳がんについて


あなたのための乳がん治療

乳がんの治療を考えるときには「サブタイプ」が重要です。
その上で「初期治療」と「遠隔転移の治療」に区別して考える必要があります。


サブタイプ

乳がんはホルモン受容体・HER2受容体・がん細胞の増殖活性という3つの要素によって大きく5つのタイプに分類することができます。それぞれがんの性質が異なるため治療には各タイプにあった薬物療法が選択されます。

<乳がんのタイプを判定する3つの要素>
(1)がん細胞が女性ホルモン受容体に反応して増殖するかどうか?
(2)がん細胞がHER2タンパクと呼ばれる受容体に反応して増殖するかどうか?
(3)がん細胞の増殖活性(がん細胞が増えようとする力)の程度が高いか低いか?

乳がんの5つのタイプ

ホルモン受容体 HER2受容体 がん細胞増殖活性(Ki値) 主な治療
ルミナールA + - 低い ホルモン療法
ルミナールB + - 高い ホルモン療法±
化学療法
ルミナールHER2 + + ホルモン療法
化学療法
分子標的治療薬
HER2 - + 化学療法
分子標的治療薬
トリプルネガティブ - - 化学療法

初期治療

初期治療は、病状やあなたの希望に合わせて最適な局所治療と全身治療を組み合わせ、乳がんの再発を抑え、乳がんを完全に治すこと(治癒)を目的とします。初期治療には、手術、放射線療法といった局所治療と、化学療法(抗がん剤治療)、ホルモン療法、抗HER2 療法などによる全身治療が含まれます。


全身治療について

乳がんは、骨、肺、肝臓、脳などに転移することがあります。
乳がんがしこりとしてみつかるだいぶ以前から、すでにからだのどこかに微小転移の形で存在すると考えられています。微小転移はしばしばタンポポの種に例えられます。タンポポの種は、風に吹かれて遠くの土地まで飛んでいき、発芽に適した場所で芽を出しますが、芽を出して花を咲かせるまではみつけることはできません。
それと同じように乳がんと診断された時点ですでに、微小転移が存在する場合があります。そのために全身治療が必要となります。


局所治療について

乳房や所属リンパ節のがん細胞に対する治療を局所治療といいます。
局所治療には手術と放射線治療があります。

(1)乳がんの手術とは

乳がんは、比較的初期の段階から、がん細胞の一部は全身に広がるという考え方が主流になり、乳がんが治るかどうかは、どれだけ広くがんを切除するかということよりも、手術をした時点で、目にみえないがん細胞が全身に残っているかどうかと、薬物療法でそれらを死滅させることができるかによって決まる、ということが知られるようになってきました。そのため、現在は必要以上に大きな手術を行うことはなくなり、それぞれの患者さんに応じた手術を行います。

標準的な手術の方法は「乳房温存手術」あるいは「乳房切除術」です。

(2)放射線治療とは

放射線療法の役割は、手術で取りきれなかった可能性のある、目にはみえないがん細胞を死滅させることです。手術と放射線療法の両方を行うことで乳房を温存しつつ、乳房内の再発を抑えることが可能になります。


遠隔転移の治療

遠隔転移や切除できない病巣がある乳がん患者さんの治療は、治療による治癒がほとんど望めないのが現状です。
「遠隔転移の治療」では、治癒よりも、「延命(生きている期間を延ばすこと)」と「QOL(生活の質)の維持」を目指すことになります。

「転移・再発の治療」には薬物療法、手術、放射線療法などがありますが、延命効果を期待できる治療は薬物療法のみです。ただし、病気のために痛みなどの症状が出てQOLが落ちていたり、QOLを落とす症状が出始めている場合で、かつ手術や放射線療法でそういった症状の軽減や予防ができそうな場合は、QOLの維持のために、手術や放射線療法をお勧めすることになります。






医療法人財団今井会足立病院 京都ブレストセンター

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